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社会やお客様の満足と信頼獲得


高い技術力に裏打ちされた高品質な建造物を社会に提供し、お客様の満足ひいては社会からの信頼の向上に努めています。



基本的な考え方

当社は、土木・建築それぞれの「ものづくり」で社会と接しています。そこで、お客様のニーズに即した、高品質で適正価格な「良いものづくり」にまい進することを、安藤ハザマの社会に対する貢献の第一歩と位置付けています。また、信頼性の高い建造物を通じ皆様の日常生活を支え続けることで、幅広く社会からの信頼を獲得していきたいと考えています。

基本的な取り組み

3次元モデリング「BIM*」「CIM*」の積極推進
当社では、先進の3次元技術をものづくりに取り入れ、建築分野のBIMと土木分野のCIMを推進しています。

BIMの推進:建物の属性情報を持つ3次元の建物モデル(BIM)を営業・設計・積算・施工・維持管理などの各プロセスで一貫して活用することで、「あたらしい建築生産プロセス」を展開しています。建物情報を「見える化」することで、お客様との合意形成や、問題解決のフロントローディングが可能となり、品質や生産性の向上に加えて、受注力・収益力の強化にもつながります。当社ではBIM推進の専門部署を設置し、その普及と活用を進めています。


CIMの推進:当社が手がけている「佐世保市北部浄水場(仮称)統合事業」は、2030年まで続く設計・施工および維持管理・運営一体型(DBO方式)の事業です。構造物や埋設管における維持管理の効率化を考えた場合、設計・施工段階で得られる製品情報や施工時のさまざまなデータを見やすい形で記録しておくことが有効になります。そこで、構造物と埋設管を3次元モデル化し、これに連携させてデータを保管するCIM技術を導入しました。本技術は発注者からも高い評価を得ており、納品データとしての活用も予定しています。

*BIM: Building Information Modeling CIM: Construction Information Modeling

BIM画像の例

CIM画像の例

設備説明会および品質パトロールの実施

当社では、建築設備工事の施工における品質管理活動として、着工時に所長・所員・設備協力会社の管理者を交えた検討会(設備説明会)を実施し、設備工事を遂行する上でのお客様からの要求事項や重要管理ポイント、施工上の問題点の共有と、過去の不具合事例から学ぶ再発防止対策、および『必ず実施する品質重点60項目』を水平展開しています。これにより、品質確保と引渡し後のクレーム撲滅を目指しています。
また、工事期間中においては施工管理支援として品質パトロールを実施し、工程内検査状況、懸案事項の処置方法の確認などを行い、品質指導や安全作業に対する助言を行うなど、さまざまな形で現場をサポートしています。

設備説明会の様子


情報化施工の推進

当社では、工事における生産性向上や品質確保などに向けて情報化施工を推進しています。
大量のコンクリートを打設する大規模土木工事の場合、生コンの供給量を常に監視し、許容打重ね時間を確実に守ることが必要になります。そこで、GPS端末を生コン車に搭載して走行場所を監視し、交通渋滞を考慮した生コン車の到着時刻を予測することで生コン供給量を算出する「生コン供給量監視システム」を開発し、導入しました。
クラウド上で計算・管理する生コン車の位置などの各種情報は、担当者がタブレット端末で、常に最新のものを閲覧することができます。

「生コン供給量監視システム」の画面例


持続可能な社会の実現に向けた取り組み

当社では、BCP(事業継続計画)支援技術の開発に取り組み、持続可能な社会の実現を目指しています。
当社が開発した地震リスク評価プログラム「HASEL(ヘーゼル)」は、生産工場やオフィスの事業停止期間の評価、建物の最大予想損失額(PML)の算定などに活用しています。このHASELに、建物の構造体の被害だけでなく、仕上げ材や建築設備、生産設備の被害も考慮してシステム機能の回復率を評価する新機能を付加しました。これにより、耐震対策の違いによる工場の生産ラインのシステム機能の復旧期間の評価などが可能となりました。このほか、地震を受けた建物の振動性状をセンサーで検知して、建物の健全性を評価する構造へルスモニタリング技術も構築しており、今後、お客様に対するBCP対策の提案も含め積極的に展開していきます。

生産ラインに注目した機能回復率の評価事例

主な取り組み

快適な住空間や優れた耐震補強

当社では、快適な住空間や安全な耐震補強工事の実現を目指した技術開発を実施しています。
Wise-Beam(ワイズビーム)構法は柱幅よりも梁幅が広く、通常の梁よりも部材せいが小さい扁平梁構法であり、集合住宅では明るく広い空間を実現します。2方向の梁を扁平梁とすることも可能であり、例えば医療施設や生産施設のように将来的に設備機器の変更が必要な場合でも、梁下空間が広いため配管などの取り回しが容易となります。また、各階 の階高を抑えることで建築物全体の高さを低くすることも可能です。このような付加価値の高い躯体構法によって、お客様のニーズに応じた住環境空間を提供します。
Trench-A(トレンチエース)工法は、あと施工アンカー施工時の騒音や振動の低減を図り、建築物を使用しながらの耐震補強工事にも適用可能な工法です。現在までに事務所ビルや宿泊施設などの補強工事で、採用件数を積み重ねてきました。

従来は柱梁で囲まれた架構内の補強だけを適用範囲としていましたが、枠付き鉄骨ブレースを用いた外側補強 も適用可能となり、増設壁に設けることができる開口がドア開口まで拡大しました。また、鉄骨造建築物の耐震補強工事では現場溶接が用いられますが、溶接時に火花が発生するため火気や煙に対して万全の対策が必要です。そこで、溶接を用いないでガセットプレートをエポキシ接着剤により鉄骨柱に取り付ける鉄骨ブレース無溶接耐震補強工法を開発しました。本工法により稼働中の化学工場や可燃物を扱う倉庫など、火気の使用に制限のある施設においても、安全に耐震補強工事を行うことができます。

「生コン供給量監視システム」の画面例


シールド工事における取り組み
シールド工事の大規模・大深度化が進む中、当社では周辺環境への影響が大きい立坑工事の省略や、その大きさを縮小できる技術の開発に取り組んでいます。 新幹線道路の地下約50mでシールドトンネルを築造した「北浜逢阪貯留管築造工事」では、幹線シールド坑内から側方や上方へ一回り小さな枝線シールドを発進させることで、地上 からの立坑工事を省略しています。
また、地下約40mで施工した「第二溜池幹線および勝どき幹線工事」では、H&Vシールド工法で2つのシールドを連結して同時に掘進し、地中分岐により立坑の規模を抑え、地下鉄銀座線の直下では坑内からの枝線シールドの発進と既設トンネルとの地中接合で立坑工事を省略しています。
今後も当社では、より安全で環境に優しい施工技術の研鑽に努め、便利で快適な社会基盤の実現に貢献していきます。

坑内発進シールド

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