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2019年


真空圧密技術協会「第21期定時総会」を開催

2019年8月6日

真空圧密技術協会(会長:弘末文紀、設立:1999年4月、会員:12社、http://www.nandh.jp/)は、8月5日、東京都港区赤坂の安藤ハザマ本社で2019年度の総会を開催して、2018年度の事業報告・決算報告、および今年度の事業計画案の審議を行い、いずれも全会一致で承認しました。

総会の中で、弘末文紀会長(安藤ハザマ 執行役員 建設本部技術研究所長)が挨拶し、「本協会は1999年4月に設立され、20年余りが経過している。協会発足6年目には、現在広く普及している高真空N&H工法を標準システムとして定め、8年目の2006年には土木学会技術開発賞を受賞し、国土技術開発賞にも入賞した。その後、舞鶴若狭自動車道の超軟弱地盤地区では、高さ8mの道路盛土に適用し、最大10mに及ぶ沈下を早期に安定化させた。荒砥沢ダム災害復旧事業調整池造成工事(2011年10月竣工)では、面積16万m2の大規模施工も実現し、さらに、東北中央自動車道の深さ100mを超える軟弱地盤(白竜湖地区)においては試験施工(2012〜2013年度)を経て本施工に採用された。そしてこれら2件の工事は、公益社団法人地盤工学会の東北支部表彰において、いずれも技術的業績部門で最優秀賞(2010年度および2015年度)を受賞した。このように本工法は軟弱地盤対策として高い評価を得て、道路盛土や河川改修、調整池造成など、さまざまな工事で活用されており、強靭な社会基盤を実現する施工方法として、今後ますます発展することを確信している」と語りました。また、当総会で副会長に選任された樋口義弘(清水建設株式会社 執行役員 土木技術本部長)は、「品質、コスト、環境、防災等に関する要求は高まる一方であり、当協会はその期待に応えるため、本工法の技術の研鑽に努めていきたい」と挨拶して総会を締めくくりました。


補足説明
「N&H工法」(N&H強制圧密脱水工法)・・・1992年に開発・実用化
真空圧を利用した地盤改良工法で、軟弱地盤対策として優れた改良効果と経済性を発揮します。
真空圧を利用した地盤改良工法は、1960年代に大気圧工法などの名称で実用化が試みられましたが、真空装置や材料、気密性の確保などに課題があり、20年余り休眠工法となっていました。
本工法はそれらの課題を解決したもので、1992年の初施工以来、地道な改良研究が積み重ねられ、気密シート・ドレーン材・真空駆動装置など専用機材の開発によって発展・普及してきました。これまでに194件の施工実績があり、改良体積は1,384万m3に達しています。

「高真空N&H工法」・・・2002年に開発・実用化
新施工システム(気水分離方式)により、従来のN&H工法に比べて真空圧力が約20%アップした工法です。ほぼ理論値に近い95kPaの真空載荷圧の実現にも成功し、その優れた地盤改良効果により、2005年度土木学会技術開発賞、第8回国土技術開発賞(2006年)を受賞しました。

挨拶する弘末文紀会長

定時総会の様子

協会員(50音順、12社)
  株式会社アサノ大成基礎エンジニアリング
株式会社エルヴェ環境
株式会社鴻池組
大豊建設株式会社
株式会社竹中土木
株式会社東京ソイルリサーチ
安藤ハザマ(株式会社 安藤・間)
株式会社大林組
清水建設株式会社
株式会社ダイヤコンサルタント
東京コンサルタンツ株式会社
株式会社P・V・C

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