仕事の流れと職種紹介
Flow & Work
確かに、建築物を生み出すミッションを担うゼネコンにとって、工事現場はその仕事を象徴する存在です。
しかし一方で、様々な仕事に携わる人間が力を結集し、ひとつの案件に取り組んでいます。
多彩な仕事フィールドとその流れを紹介します。
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営業
建設業の特徴の一つは「単品受注生産」ということです。つまり、完成したモノをお客さまに購入いただくのではなく、請負契約が先にあって工事は始まります。請負契約を獲得することが、すべてのプロジェクトの端緒。そして請負契約の獲得のために、お客さまからの信頼を得る多彩な営業活動が展開されることになります。プロジェクトは一件当たり数千万円から数十億円、ときには数百億円規模になります。それだけに責任は大きいものの、ダイナミズムと大きなやりがいを実感できる仕事です。
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設計
お客さまのニーズを的確にキャッチし、技術とアイデアで多様なニーズに応え、お客さまの期待や価値観を超えるモノを図面としてカタチにしていくのが設計の仕事です。一方積算は、建設に関わる材料費や人件費、諸経費など工事費を構成する要素を積み上げ、全体の工事費を確定する業務で、「単品受注生産」である建設工事においては極めて重要な仕事です。設計・積算担当は、営業担当とともに様々なアプローチで提案活動を展開。そして、お客さまにご理解・ご納得いただき、晴れて受注となります。
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施工
設計と予算が決まり契約を済ませれば、いよいよ着工です。施工の現場では技術担当と事務担当ががっちりスクラムを組み、ひとつの物件に取りかかります。技術担当は長い歴史の中で培ってきた技術をベースに、お客さまの望まれる最高の作品を仕上げます。事務担当は総務、会計等事務一切を統括します。また、技術開発部門は現場の要請に応じて、ニーズに合った技術を開発。各管理部門も、現場の様々な課題解決に向けて側面から支援し、工事のスムーズな進行をサポートします。
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竣工
施工が終了し、官庁やお客さまの検査をすべてクリアすれば完成、お客さまへ引き渡しとなります。プロジェクトに関わったすべての者にとって、最も仕事の喜びややりがいを実感する瞬間です。プロジェクトの始まりから終了まで、お客さまの確かな満足を得るための活動において、安藤ハザマには妥協という言葉はありません。様々なフィールドで、社員一人ひとりが自分の役割を自覚し、自分の仕事に常に誇りを持ち、お客さまに満足いただける最高の建築物=作品の創造を追求しています。