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サービス・ソリューション

大洲城復元技術

伝統的な「木組み」による天守の構造

仕口の構造実験

伝統建築保存の立場から建築が許可された木造4階の天守。直径85cmを超える木材450m3余りが全国から調達されました。最も重要な工程は釘や金物を使わない伝統的な「木組み」。上・下・横・縦・斜め、と多いところでは一カ所に6、7本もの木が組まれ、経験豊かな宮大工と地元大工による妥協を許さない技が展開されました。一方で、接合部である仕口の構造耐力を確認するための構造実験など、安藤ハザマの先進技術が伝統技術をしっかりと支えています。

完成した天守の内観と「木組み」による構築

美しい白壁を保持する漆喰壁の保存技術

伝統的な漆喰壁は大変美しく、耐久性にも富んでいますが、長期的には、風化、汚れ、かびや藻の繁殖などによる劣化は避けられません。安藤ハザマでは、漆喰壁の劣化を防ぎ、長期にわたって独特の風合いや白色を維持する技術を研究しています。今回は、漆喰を強固にし、かびや藻の発生を抑える特殊な素材を利用しており、かび・藻抵抗試験や暴露試験などによって、その優れた性能を確認しました。

漆喰仕上げの状況

漆喰かびの暴露試験

全天候仮設屋根で安全でスムーズな施エを実現

大洲城天守の復元工事は、特殊なビームとジョイントから構成される全天候仮設屋根の中で行われました。この仮設屋根は、幅約23m、奥行き約28m、高さ約31mの大空間を実現し、地震や風圧に対し本設に近い抵抗力を示す構造性能を有するとともに、内部に天井走行クレーンを設置することができます。全天候屋根工事の導入は、安全かつ効率的な木造天守の構築に大きな役割を果たしました。

2004年5月、仮設屋根北面の外部シートを
降ろして初のお披露目。

仮設屋根に守られて構築される
天守最上部

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