1. トップページ
  2. 技術/研究
  3. 土木に関する技術:都市地下土木
  4. CSM工法(狭隘地型・低空頭型)

技術/研究

技術

技術研究所

CSM工法(狭隘地型・低空頭型)

ソイルセメント地中連続壁の技術

CSM工法とは

■CSM工法概念図

CSM工法とは、水平多軸型地中連続壁掘削機と同様の水平多軸回転カッター(Cutter)を用いて土(Soil)とセメント系懸濁液を原位置で攪拌(Mixing)し、等壁厚のソイルセメント壁体(土留め壁・遮水壁等)を造成する工法です。

特長

  1. 硬質地盤においても、水平多軸回転カッターの性能をそのまま生かした高い掘削性能により、先行削孔等の補助工法が不要もしくは軽減できます。
  2. 空頭制限下、狭隘なヤード(作業帯幅6.0m)においても大深度(〜65m)のソイルセメント壁の造成が可能です。
  3. 低空頭の機械であるため、安定性が高く、周辺に対する圧迫感を低減できます。
  4. カッター部に内蔵した傾斜計により、リアルタイムで掘削精度を確認でき、カッターの回転数、姿勢制御フラップにより方向制御・修正掘削ができます(掘削精度1/300以下)。
  5. 等壁厚のソイルセメント壁が造成されるので、芯材配置を任意に設定できます。
  6. カッティングジョイントにより、止水性の高い連続した壁体を造成できます。

リアルタイムモニター/姿勢制御フラップ/三点式機械とクアトロサイドカッターの比較

適用範囲の例

(土留め壁・遮水壁)

開削工事の土留め壁

開削工事の土留め壁

処分場の遮水壁

処分場の遮水壁

地下ダムの遮水壁

地下ダムの遮水壁

(地盤改良)

格子状地盤改良の例

格子状地盤改良の例

CSM工法の施工機械

CSM工法の施工機械としては、カッターを支持する方式により、ケリーバー方式と吊り下げ方式があります。このうち、吊り下げ方式は、空頭制限、狭隘地など厳しい条件化で大深度のソイルセメント壁を造成するために開発された機械です。

CSM工法の施工機械一覧表

種類 ケリーバー方式 吊り下げ方式
クアトロカッター クアトロサイドカッター
機械姿写真

開発経緯

水平多軸壁掘削機のカッターをソイルセメント壁に応用し、ケリーバーにより支持する方式。

クアトロカッター(4カッター)を吊り下げ方式にし、コンパクト化および掘削・攪拌能力の向上を目的に開発。

クアトロサイドカッター(4カッター)をベースマシンのサイドで吊り下げることにより、機械幅を大幅に短縮。

開発年度

2003年

2006年

2007年

型式

BCM3型 BCM5型

BCM5型

BCM5型

機械高

約30m(三点式杭打機)

約6.5m

約8.6m

機械幅※1

10.0m程度

8.0m程度

4.5m程度

掘削可能深度

〜35m

〜65m

〜60m

掘削壁厚

500〜900mm

500〜1,200mm

500〜1,200mm

掘削幅

2,200〜2,400mm

2,400mm

2,400mm

施工実績※2

11件

21件

3件

※1:カッター中心からマシン後端までの長さ

※2:2012年4月現在実績

主な施工実績

NO 工種 施工機 工事名 発注者 着工 壁厚
(mm)
深度
(m)
壁面積
(m2)

1

遮水壁

ケリーバー

大野広域連合旧東部埋立処分場適正閉鎖工事

大野広域連合(豊後大野市)

H17.08

550

6.5
〜11.0

2,396

2

土留壁

ケリーバー

東名阪自動車道 植田(その2)工事

日本道路公団中部支社

H17.10

550

11.5

2,332

3

土留壁

クアトロ
カッター

正蓮寺川東工区開削トンネル工事

阪神高速道路(株)

H19.11

550
〜800

36.0
〜37.5

7,000

4

土留壁

サイド
カッター

中央環状品川線大橋連絡路工事

首都高速道路

H20.07

900

19.8
〜38.7

2,035

5

本体利用
鋼製連壁

サイド
カッター

SJ14工区(1)EF連絡路工事

首都高速道路

H20.08

1,200

34.5

1,876

6

土留壁

ケリーバー

155号豊田南BP東新道路建設工事

国土交通省中部地方整備局

H21.01

800

14.5
〜18.0

2,600

クアトロカッター

(クアトロカッター)

クアトロサイドカッター

(クアトロサイドカッター)

施工状況

この技術に関するお問い合わせ

お問い合わせ

ページの先頭へ