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技術研究所

ディープ・バイブロ工法(低公害型液状化対策工法)

運輸省技術評価第92203号
国土交通省NETIS登録(KT-980238)

ディープ・バイブロ工法とは

本工法は、砂質土の締固め工法の一つに分類されるものであり、水平振動を発生する先端駆動の大容量振動体を地盤に振動貫入させ、地表面から補給材(砂あるいは礫)を供給しながら、引抜・貫入を繰返し、周辺地盤や補給材を締固めることにより、地盤の密度を高めるものです。改良目的としては、砂質系地盤における地震時の液状化防止、沈下量の低減、支持力の増加などがあげられます。

特長

  • 抜群の締固め効果

    起振力25tonの大容量バイブロフロットを使用しているため、締固め効果が大きく、深い深度まで改良が可能です。

  • 低振動・低騒音

    振動源は先端のみ。従来の振動締固め工法より10dB以上低減できます。

  • 既設構造物周辺の施工に最適

    従来工法に比較して、施工機はコンパクトで、周辺地盤の変形も小さいため、既設構造物周辺の施工に最適です。

  • ドライ方式でクリーンな施工

    貫入・材料補給の補助にエアジェットを使用。通常、水をいっさい使わないため、排水による周辺環境への悪影響がありません。

工法説明

システム図

施工手順

1.杭芯セット 2.貫入 3.補強材投入・締固め 4.完了

適用例

タンク基礎/地下埋設物周辺部/護岸/構造物基礎/締切り/盛土基礎

有効な現場条件

  • クローラクレーンをベースマシンとするため、狭隘な場所や障害物近傍での施工が可能です。
  • 施工方法がSCP工法や静的締固め工法と異なり、また締固めの範囲がバイブロフロット周辺に限定されるため、地盤変位が先の両工法に比べ小さくなります。そのため、既設構造物近傍の施工において、従来、改良長程度が近接限界距離とされたのに対して、本工法は、構造物直近までの施工が可能です。
  • 直径350mmのフロットを地盤に貫入させるので、タイロッド間や杭間の締固めが可能です。
  • 補給材を与えず、先端バイブロフロットの振動のみで、鋼矢板シェル中詰め材の締固めが可能です。

施工上の留意点

  • 粒分含有率が30%を超えるような砂質土の改良では、改良効果にバラツキが大きく、設計予測値との整合性も悪くなるため、試験施工などで事前に確認する必要があります。
  • 改良原理の基本は振動締固めであることから、近接施工の際、構造物等に振動が伝わる可能性があります。

施工実績

企 業 者 工 事 名 工事場所
工事期間
本 数
総延長

鉄道建設・運輸施設 整備支援機構
鉄道建設本部盛岡支社

東北幹、青森車両基地路盤他1,2

青森県青森市油川
H13年11月〜平成17年3月

約11,300本
約89,000m

九州電力(株)

苓北発電所第2号機増設工事のうち
本館建物工事に伴う地盤改良工事

熊本県天草郡
H11年04月〜05月

約320本
約2,200m

静岡県富士土木事務所

富士早川特定構造物改築事業
(入道樋門吐出部)工事

静岡県富士市
H10年08月〜H11年03月

約400本
約3,800m

静岡県志太広域事務組合

大井川環境管理センター建設工事

静岡県大井川町
H9年02月〜03月

約550本
約6,200m

中部電力(株)

新名古屋火力発電所
燃料油タンク新設工事

愛知県名古屋市
H5年04月〜06月

約640本
約6,400m

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