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技術研究所

ソイルセメント固化壁工法による高品質鉛直遮水壁造成技術

多機能ソイルセメント The Mud Less (ザ・マッドレス)

鉛直遮水壁とは

土壌汚染の拡大を防ぐ方策の一つに、汚染された土壌や地下水を原位置に封じ込める方法があります。
この汚染土壌の周囲を囲むように造成された地下壁が鉛直遮水壁です。
遮水壁の要求性能を満たす工法のうち、経済的で、多くの実績を有する工法が、ソイルセメント固化壁工法です。

鉛直遮水壁の種類と概要

安藤ハザマのThe Mud Less工法とは

The Mud Less工法の効果

地下水の通り難さを現す尺度に透水係数があり、遮水壁の性能を評価する項目の一つとなっています。汚染土壌の封込めには、透水係数で秒速1×10-6p以下の遮水性が要求されます。
当社は、この透水係数の目標値を1オーダー低く設定し、要求性能を上回る遮水壁を提供することを心がけています。
ポイントは、ソイルセメント分散材を用いた安藤ハザマオリジナルの配合設計を行うことです。併せて造成時の排泥量も低減されるのが最大の特徴です。品質の向上と排泥量の減(コストダウン)が表裏一体となるので、2倍の効果が期待できます。

要点

遮水性を向上するコツは、水の通り道を狭く、長くすることです。

  • 粘土・シルト地盤の場合
    セメントミルクの注入率を下げて土粒子を残し、蜜実なソイルセメントとします。
  • 砂・砂礫地盤の場合
    上記方策に加え、土粒子の間隙を、透水性の低いセメントミルクで充填します。本工法は施工業者を指定せず、ほとんど全ての地盤に適用可能です。

施工システムの概要

セメントミルクの注入量と遮水性能の関係

適用事例

ほとんど全ての地盤を対象に実績を積み重ね、配合設計に関するノウハウを蓄積してきました。

汚染土壌の封込めを目的とした遮水壁工事への適用事例(東京都内)

砂礫地盤への適用

汚染土壌の封込めを目的とした遮水壁工事への適用事例(東京都内)

シルト地盤への適用

汚泥低減を目的とした山留め壁工事への適用事例(徳島市内)

砂地盤への適用

施工実績

ソイルセメント固化壁工法による高品質鉛直遮水壁造成技術 −The Mud Less工法− 適用実績

2009年6月現在

1.汚泥低減を目的とした山留め壁工事への適用実績

No 工事名称 企業者 施工場所 施工年 主な土質 排泥率
(%)
備考

1

再開発事業施設建築物工事

大津駅南地区市街地再開発組合

滋賀県大津市

1997

砂・シルト

試験施工

プレスリリース
(第1回)

2

浄化センター建設工事

日本下水道事業団

滋賀県彦根市

1998

腐植土

60

圧縮強度の
増強

3

雨水幹線築造工事

福岡市下水道局

福岡県福岡市

1999

砂・砂岩

63

 

4

本社ビル新築工事

明治乳業(株)

東京都江東区

1999

砂・シルト

42

 

5

水処理施設工事

東京都下水道局

東京都中野区

2000

ローム・砂礫

47

VE提案受注・
プレスリリース
(第2回)

6

賃貸共同住宅新築工事

神奈川県住宅供給公社

神奈川県川崎市

2000

シルト

40〜45

 

7

団地(建替)建設工事

都市基盤整備公団神奈川地域支社

神奈川県川崎市

2002

シルト

40〜45

 

8

マンション新築工事

日商岩井(株)

千葉県浦安市

2002

砂・シルト

38

 

9

消防署庁舎改築工事

東京都財務局

東京都千代田区

2002

33

 

10

放送会館建設工事

日本放送協会

徳島県徳島市

2004

19

プレスリリース
(第3回)

11

計画道路に伴う山留め壁工事

仙台市

宮城県仙台市

2006

シルト

34
(固化液)

TRD工法
NS-BOX

12

マンション新築工事

(株)新日鉄都市開発

東京都中央区

2007

高粘性シルト

57

 

2.汚染土壌の封込めを目的とした遮水壁工事への適用実績

No 工事名称 施工数量(m2 施工場所 施工年 主な土質 排泥率(%) 備考

1

A共同住宅

3,620

東京都

2003

41

 

2

B工場跡地

27,000

大阪府

2005

シルト 粘土

40

 

3

C研究所跡地

11,400

神奈川県

2006

砂・シルト

50

 

4

D工場跡地

1,920

東京都

2006

シルト

46

 

5

E土壌汚染対策工事

23,750

東京都

2006

砂礫

30

プレスリリース
(第4回)

6

F工場跡地

2,970

宮城県

2009

砂礫

30

 

7

E工場跡地

3,040

福井県

2009

35

 

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