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HCP工法

HCP工法とは

HCP工法概念図

地震時に液状化の可能性のある砂質土地盤において、「液状化対策」と建物の「沈下低減効果」が期待でき、「環境負荷低減」にも寄与できる合理的なパイルド・ラフト基礎(直接基礎と杭基礎を併用する基礎形式)を実現できる基礎工法です。

※財団法人日本建築センターによる建設技術審査証明(建築技術)[BCJ-審査証明-135]を取得

こんな課題をお持ちのお客様に

  • 液状化・沈下対策が必要である
  • 低コスト・短工期で建設したい
  • 建設にかかる環境負荷を低減したい

特長

  • 液状化と建物の沈下への同時対策
    杭を建物の沈下抑止の目的で使用するパイルド・ラフト基礎工法では、ラフト(直接基礎)で建物を支持することが前提であるため、地震時に液状化が発生して建物を支持できなくなる可能性のある地盤での採用は不可とされており、杭とは別に液状化防止のための対策を行わなければなりませんでした。
    HCP工法は、敷地内に液状化対策のための砂杭を配置し、建物の柱下などには沈下低減と液状化対策を兼用する固化杭を配置することにより、液状化地盤で合理的なパイルド・ラフト基礎を実現することができます。

    支持杭基礎/パイルド・ラフト基礎

    パイルド・ラフト基礎

    従来工法

    HCP工法

  • 低コスト・短工期
    HCP工法は、地盤の中にケーシングパイプを貫入させ、その中に投入した砂を突き固めて杭状に押し広げ(拡径)、周りの地盤を液状化しないように締め固める静的締固め砂杭工法をベースとしています。固化杭の使用材料としては、一般のコンクリート製造工場で製造した低強度の普通コンクリートを用いるので、材料供給が容易で、材料費を低く抑えることが可能です。
    また、液状化対策と沈下抑止のための杭を同じ機械を用いて連続して施工するため、通常の杭を造成するための機械をあらためて用意する必要がなく、短い工期でのパイルド・ラフト基礎の施工が可能となります。
    液状化対策を実施して液状化を許容しない条件の場合、支持杭基礎に比べて基礎工事の20〜35%のコストダウンと工期短縮が、通常のパイルド・ラフト基礎にくらべて10%程度のコストダウンと工期短縮が可能になります。特に、中低層建物(5階建て以下)、支持杭とした時の支持層深度が深い(30メートル以深)場合には有効な合理化が図れます。

    施工機械/施工手順

  • 環境負荷低減
    建設工事に伴う廃棄物のリサイクル材である再生砕石や再生砂、製鉄過程で生じる鉄鋼スラグなどを骨材とする再生コンクリートを使用することも可能であり、環境負荷の大幅な低減に貢献します。また、振動を用いず、ケーシングパイプの上下運動により静的に砂の突き固めと拡径を行うため、低騒音、低振動で施工でき、騒音、振動制限のある都市部でも採用できます。

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