人の役に立つ仕事という実感がある、
そこに携わることで感じる確かなやりがい。

課題解決を通じて海外工事現場を支援する

私が所属する部署は、主に北米、中南米、東南アジアにおける土木・建築工事を担うセクションです。その中の管理部門として私のミッションは二つあります。一つが「施工事務」と呼ばれている業務。これは海外の各建設現場の工事を事務の面からサポートするもの。主に東京での工事代金回収や各国の税務対策など、現場が対応しきれない課題を速やかに解決することで、現場の技術者には業務に集中してもらい、工期内に円滑に工事を進めるための後方支援的な役割です。もう一つが「資金業務」。海外の工事現場の資金投入や返納など、支店全体の流れを通じて工事の進捗状況や課題を把握する業務です。現場とは異なった視点で工事をチェックすることで、現場の課題を的確にキャッチし速やかな解決に導くのがミッションです。

中垣賢治

ラオスの空港拡張工事で手にした充実感

2011年は私にとって節目の年でした。というのも、ラオスの国防空港拡張工事の立ち上げに参加、初めて海外への長期出張を経験したからです。現場事務所の開設、宿舎の確保、ナショナルスタッフの確保など、工事開始に向け工事部隊が最大限に発揮できる環境を整えました。そしてラオスの首相も参加した起工式。その日程や段取り、当日の運営を任されたことにも確かな充実感を味わいました。海外の現場の最前線に行くことができたのは、非常に有意義なものだったと感じています。そして、ミッションをこなしていく中で強く感じたのは、発注者、協力会社、スタッフ等、価値観やバッググラウンドのまったく違う者同士が目標を共有し協力することの素晴らしさでした。

中垣賢治中垣賢治

将来は営業担当者として海外で勝負したい

ラオスでは、約40年前に当社が施工して完成させたナムグムダムを視察することもできました。ダムの後ろには琵琶湖の半分に匹敵するダム湖がひかえており、今なお、ラオスの水・電力事情を支えています。このように、私たちの造るモノは少なくとも数十年、あるいはナムグムダムのように半永久的に残るものもあり、その多くは人の役に立つものです。そこに携われることに、大きなやりがいを感じています。今後は、まずは現場事務所の立ち上げから竣工までを経験することで、工事現場の理解や知見を深めることが当面の目標。そして将来は営業担当者として、海外で勝負したいと考えています。海外という未知の分野に果敢に挑戦することで、人間としても大きく成長したいと思っています。

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