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技術概要
生物の豊かな個性とそれらのつながりのことを「生物多様性」といいます。私たちの社会は、この生物多様性の恩恵により成り立っており、生物多様性を保全する取組みは、企業存続の必須要件になりつつあります。
特長
安藤ハザマでは「生物多様性に関するガイドライン」を策定し、生物多様性保全活動への取組みを推進しています。建設工事においては、サンゴなど希少動物の移植、希少植物のモニタリング、在来樹種による法面緑化、新興国での大規模マングローブ植林などに取り組んでいます。
生物多様性に関する取組みについて、必要な情報を探すことのできる社内向けポータルサイト「いきものインフォ」を運用しています。当社の取り組み事例のほか、生物多様性に配慮するための施工マニュアル、動植物の保全配慮事例が検索できます。また、生物多様性に関する各種資料や、全国の潜在自然植生MAPなども掲載しています。データは随時更新しており、生物多様性に配慮した活動、緑化計画の推進に活用しています。
適用事例
生物多様性への配慮から、つくば市の地域種である中低木・草本類を植栽した生物多様性緑化実証フィールドを2019年度に設置しました。緑化には、温熱環境の改善、温暖化抑制、大気浄化、修景機能など多くの機能があります。それらの機能を十分に生かすため、緑化の設計・施工・維持管理に関する長期的な調査・技術開発を行っています。