パークナード恵比寿新築工事

当物件は恵比寿駅に近く、駒沢通りから路地に入った閑静な住宅街に、特別な隠れ家「杜のアトリエ」をコンセプトとして計画された。東西２方向道路に面した外観は、50三丁掛タイル縦貼をベースとし、アルミパネルのバルコニーラインとマリオンでグリッド状に構成されたフレームに、木目調持ち出し縦格子手摺とガラス手摺をリズミカルに配置した個性的なフォルムとしている。道路との高低差を利用して、エントランスは地下１階に計画され、東側道路からは大型のロートアルミ門扉と壁一面の壁面緑化のみが見える。敷地を取り囲むように設けられた緑豊かな植栽帯に、隠れるように設置されたゲートをくぐり、エントランスまでゆるやかなスロープで下っていく。共用スペースであるギャラリーラウンジには、自然をテーマ―に創作されたアートが飾られており、ラウンジとの連続した空間として、ラウンジガーデンが設けられ、自然光を取り入れた穏やかなプライベート空間を演出している。居住空間としては中廊下形式で、床のタイルカーペットとカラートーンを抑えた壁、天井の仕上げ材がホテルライクな高級感のある空間を演出している。