安全衛生基本方針と推進施策
当社では、人命を尊ぶ「安全はすべてに優先する」という安全衛生基本方針のもと、社員をはじめ現場の作業員まで、一人ひとりがこの方針の意義を理解し、一致協力して災害のない安藤ハザマの確立を目指して活動を継続しています。
安全衛生基本方針
安全はすべてに優先する
2024年度 安全衛生管理基本計画
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安全文化の推進
① 火災事故の風化防止 ② 埋設物損傷事故の再発防止
③ マニュアル「現場の安全管理」徹底 ④「安藤ハザマの安全ルール」の徹底
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安全衛生スローガン
指差呼称で安全確認 ルールを守って安全作業 ヨシ !
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数値目標
① 死亡・重大災害 ゼロ
② 第三者・重大な公衆災害 ゼロ
③ 度数率 0.40以下(当社労災)
④ 度数率C 0.80以下(当社労災の他、事業主、JVSb、海外労災と通勤災害他を含む)
推進施策及び実施項目
1.労働安全衛生マネジメントシステムによる安全管理の向上
① 全ての作業において、作業手順がない作業は行わない(特に資機材搬出入作業)
② PDCAを回し、予想外の事象が発生した場合と、予定外作業を行おうとする場合は作業を一旦中止し手順・計画の見直しを実施する
2.安全教育方法の見直し
① サブスクリプションの安全教育動画を利用し、いつでもどこでも教育に活用できる環境を整える
また体感型VRを活用し危険の感受性に訴える教育を実施する
② 職員や作業従事者への集合教育は災害発生状況に対応したカリキュラムの組み換えやWEB教育を活用し効果を上げる
③ 「現場の安全管理」を活用し、職員の安全管理意識を高める
3.頻度の多い災害への対応
① 「繰り返さない為の安全10項目」と「安藤ハザマの安全ルール」を徹底する
② 指差呼称をしていれば防げたかもしれない災害の3大要因:(1)段差、(2)手の位置、(3)固定について指差呼称の定着を推進する
③ 年齢に関わらず未熟練者や3H(初めて、変更、久しぶり)の作業員へ危険感受性を高めるために教育動画を活用すると同時に、個人を特定し指導する
4.公衆災害の防止
① 火気作業ルールと足場・壁繋ぎの設置ルールの重点管理を継続する
② 埋設物損傷事故について「公衆災害防止マニュアル」を必ず使用し災害の影響度と未然防止策を学ぶ
③ 架空線の見える化標示を徹底し、近接作業での手順を確立し、現場立会いにより適切な作業が行われているか確認する
5.健康管理の徹底
① 健康診断結果をBuildeeにより確実に確認し作業員の100%受診を達成する
② 当社の健康経営の主要取り組み事項に基づき、心身の健康を保持増進する
6.安藤ハザマ協力会との連携強化
① 一次協力会社社員・職長の安全管理能力向上の支援の為、教育動画を作成し協力会のサイト上で運用する
② 協力会幹部との意見交換を通して継続的な改善に繋げる
7.災害発生時の措置
① 毎日の作業終了時の「怪我の有無の報告確認」を徹底し労災隠しを発生させない(犯罪であることの教育)
② 災害発生時は、必要な情報に漏れがないよう災害速報システムでの報告を徹底する