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2016年


真空圧密技術協会 「第18期定時総会」を開催

2016年7月13日

真空圧密技術協会(会長:世一英俊、http://www.nandh.jp/、設立:1999年4月)は7月12日、東京都港区赤坂の安藤ハザマ本社で第18期定時総会を開催し、2015年度の事業報告・決算報告、および今年度の事業計画案の審議を行い、いずれも全会一致で承認しました。今年度は新規入会1社が承認されて会員数も12社となり、「高真空N&H工法」のさらなる技術向上、普及・展開を目指して活動してまいります。

総会の中で、世一英俊会長(安藤ハザマ顧問)は「本協会は1999年4月に設立され、17年余りが経過している。協会発足6年目には、現在広く普及している高真空N&H工法を標準システムとして定め、8年目の2006年には土木学会技術開発賞を受賞し、国土技術開発賞にも入賞した。その後、荒砥沢ダム災害復旧事業調整池造成工事(2011年10月竣工)では、面積16万m2の大規模施工も実現した。舞鶴若狭自動車道の超軟弱地盤地区では、高さ8mの道路盛土に適用し、最大10mに及ぶ沈下を早期に安定化させた。最近では、東北中央自動車道の深さ100mを超える軟弱地盤地区において、試験施工を経て本施工に採用された。そして、この案件に関する一連の業績に対して、本協会の技術部会長の高坂敏明(株式会社ダイヤコンサルタント東北支社副支社長)ら5名が、今年4月に地盤工学会東北支部の最優秀賞を受賞した。このように本工法は軟弱地盤対策として高い評価を得て、道路盛土や河川改修、調整池造成など、さまざまな工事で活用されており、強靭な社会基盤を実現する施工方法として、今後ますます発展することを確信している」と挨拶しました。また、当総会で新会長に選任された河田孝志新会長(清水建設株式会社執行役員土木技術本部長)は、「品質、コスト、環境、防災等に関する要求は高まる一方であり、当協会はその期待に応えるため、本工法の技術の研鑽に努めていきたい」と挨拶して総会を締めくくりました。

<補足>
①「N&H工法」(N&H強制圧密脱水工法) ・・・1992年に開発・実用化
真空圧を利用した地盤改良工法で、軟弱地盤対策として優れた改良効果と経済性を発揮します。真空圧を利用した地盤改良工法は、1960年代に大気圧工法などの名称で実用化が試みられましたが、真空装置や材料、気密性の確保などに課題があり、20年余り休眠工法となっていました。
本工法はそれらの課題を解決したもので、1992年の初施工以来、地道な改良研究が積み重ねられ、気密シート・ドレーン材・真空駆動装置など専用機材の開発によって発展・普及してきました。これまでに194件の施工実績があり、改良体積は1,330万m3に達しています。

②「高真空N&H工法」・・・2002年に開発・実用化
新施工システム(気水分離方式)により、従来のN&H工法に比べて真空圧力が約20%アップした工法です。ほぼ理論値に近い95kPaの真空載荷圧の実現にも成功し、その優れた地盤改良効果により、当社は平成17年度土木学会技術開発賞、第8回国土技術開発賞(平成18年)を受賞しました。

総会冒頭で談話する世一英俊会長

定時総会の様子

<協会員>
株式会社アサノ大成基礎エンジニアリング
安藤ハザマ(株式会社 安藤・間)
株式会社エルヴェ環境
株式会社大林組
株式会社鴻池組
清水建設株式会社
大豊建設株式会社
株式会社ダイヤコンサルタント
株式会社竹中土木
東京コンサルタンツ株式会社
株式会社東京ソイルリサーチ
株式会社P・V・C
(50音順、12社)

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