1. トップページ
  2. 新着情報
  3. 2017年
  4. 新着情報詳細

2017年


橋梁撤去・架設の3Dシミュレーション技術を開発
現地状況やクレーンの動きを忠実に再現

2017年7月13日

安藤ハザマ(本社:東京都港区、社長:野村俊明)と東電設計株式会社(本社:東京都江東区、社長:大河原正太郎)は、クレーンによる橋梁撤去・架設工事において、現地状況とクレーンの動きを忠実に再現できる3Dシミュレーション技術を開発しました。

クレーンによる橋梁撤去・架設工事を都市部で行う場合、その多くは道路の通行止めや鉄道の線路閉鎖を伴うため、厳しい時間的制約のもと、トラブルや手戻りの発生は絶対に許されない工事となります。したがって、作業手順等を確認する事前のシミュレーションが大変重要となります。

これまでのシミュレーションは、想定されるクレーンの動きを2次元の図面上に描画し、周辺との干渉をチェックすることで行われていました。しかしながら、2次元図面での検討では、現地状況を細部にわたって正確に把握することや、クレーンの動きを開始から終了まで全て確認することは困難です。このため、検討を十分に実施しても、実際の作業において想定外の干渉が発生することもありました。

これに対し、二社は3Dスキャナーにより現地状況を忠実に再現できるシミュレーション技術を開発しました。またあわせて、実際のクレーンの動きを簡単に再現することができる3Dクレーンオペレーションツール※注1も開発しました。

3Dクレーンオペレーションツールの特徴は以下のとおりです。
① 操作パネル上のトラックボールにより、実際にクレーンオペレーターが操作するような感覚で簡単に画面上
 のクレーンを動かすことができる。
②クレーンの一連の動きを記録し、いつでも再現することができる。また、それを容易に修正することができ
 る。
③クレーンの動きを再現する際に、クレーンと周辺との干渉チェックを行うことができる。

以上により、クレーンによる橋梁撤去・架設を、あたかも実際に行っているかのようにシミュレーションすることができ、トラブルや手戻りの発生を未然に防ぐことが可能となります。

なお、本技術は新飯塚駅構内立岩大橋側道橋架設他※注2において適用する予定です。

今後も、本技術を橋梁撤去・架設工事に積極的に展開し、インフラ整備に貢献してまいります。

注1:
3次元建機シミュレータ「3D建機ナビ」(開発元:東電設計株式会社、商標登録 第5881650号)の機能として開発。
注2:
九州旅客鉄道株式会社発注。新飯塚駅構内を横断する国道201号立岩大橋の側道橋を、線路閉鎖中に650tトラッククレーンを使用して架設する工事。
【参考資料1】パソコン画面上のクレーンの操作パネル
          

 

【参考資料2】鉄道を跨ぐ橋梁の撤去シミュレーション
          

 

ページの先頭へ