安藤ハザマ(本社:東京都港区、社長:福富正人)は、株式会社ピーエス三菱(本社:東京都中央区、社長:
藤井敏道)と共同企業体(JV)を組成し、ミャンマー連邦共和国建設省橋梁局発注の、「東西経済回廊整備計画(パッケージ1、ジャイン・コーカレー橋建設事業)」を受注し、2019年3月12日、首都ネピドーにおいて契約調印式が執り行われました。
式典には、ミャンマー国建設省のハン・ゾウ大臣、国際協力機構(JICA)ミャンマー事務所の西形次長、セントラルコンサルタントの糸井技術部長、施工者の当JVからは、安藤ハザマより山田アジア支店長、ピーエス三菱より田島ミャンマー事務所長など関係者が出席しました。
「東西経済回廊整備計画」は、日本政府の有償資金協力事業として実施されるもので、JICAとミャンマー政府間にて、2015年10月に、338億6,900万円を限度とする円借款の貸付契約が調印されています。
本事業は、メコン地域の大動脈である東西経済回廊(東はベトナムのダナンから、ラオス、タイを通過し、西はミャンマーのヤンゴンまで通じる回廊)の、ミャンマー国内におけるボトルネック区間を改良することにより、メコン地域全体の貿易活性化、経済発展への寄与を目的としており、モーラミャイン~コーカレー間にある3橋梁の内、ジャイン・コーカレー橋を他の2橋(ジャイン・ザタピン橋、アトラン橋)に先駆けて架け替えるものです。
当社は、1994年にミャンマーへ進出し、これまでにホテル、プラント、工場の建設や植林事業などを手掛けてきました。本事業についても、安心、安全、高品質な構造物をお届けできるよう、鋭意取り組んでまいります。
【プロジェクト概要】

契約調印式
左)安藤ハザマ・ピーエス三菱JV ジャイン・コーカレー橋作業所長 原 和浩
中)ミャンマー国建設省 Mr. Han Zaw(ハン・ゾウ)大臣
右)ミャンマー国建設省橋梁局 Mr. Shwe Lay(シュウェ・レイ)局長

完成イメージ