コンプライアンス社内推進体制
安藤ハザマグループにおいて一貫した方針の下に公正かつ透明な事業運営を確保するための審議・諮問機関として、社外取締役を委員長とする「コンプライアンス推進委員会」を設置、また、推進計画立案等を担う機能として各本部の部長等で構成する「コンプライアンス推進事務局」を設置するとともに、各部門および主要グループ会社には、コンプライアンス責任者・担当者を配置して、各種推進活動の効果的な展開を図っています。
海外では、特に贈収賄リスクに対応した体制を整備・運用し、海外各地において教育を実施することで意識の向上を図るとともに、適正な活動が行われていることを継続的に確認しています。
コンプライアンス活動の展開
当社は、各種コンプライアンス活動が職場のすみずみまで徹底することを目標に、継続して取り組んでいます。
コンプライアンス教育
職員のコンプライアンス意識のさらなる向上のため、年度計画に基づき教育・啓発を行っています。2020年度は、各職場における「コンプライアンスポイント」の確認・評価を継続実施し、“ポイント”を日常的に意識するための工夫を各職場に求めるなど、施策を強化するとともに、メールマガジンの配信、外部講師による講義やWEBテスト、集合教育として階層別研修などを実施しました。さらに、11月の「コンプライアンス推進月間」では、トップメッセージの伝達、映像教育、コンプライアンス意識評価、行動規範の再確認、ポスターの掲示など、各種施策を集中的に実施し、コンプライアンス意識のより一層の向上を図っています。
コンプライアンスマニュアル
2021年、「利用する」というマニュアル本来の機能に特化し、全役職員が理解しておくべき事項を改めて明確化するとともに、効果的に活用できるよう、コンプライアンスマニュアルを全面改定しています。
コンプライアンス監査
当社では、本社、全支店ならびにグループ会社を対象にコンプライアンス監査を実施しています。また、監査結果を社長、取締役会、コンプライアンス推進委員会ならびに監査役会に報告するとともに、体制や各種施策の見直し、是正・改善を通して、グループのコンプライアンス体制をより有効なものとしています。
コンプライアンス・ヘルプライン
コンプライアンス違反行為の早期把握、是正を目的に、グループ全体で「コンプライアンス・ヘルプライン」(通報・相談窓口)を運用しています。通報制度の教宣を積極的に実施するとともに、通報者の保護を最優先に対応しています。