文化財・歴史的建造物の保存修理・復元事業への取り組み
当社は長年、文化財・歴史的建造物の保存修理・復元事業に取り組んでいます。
近年では、明治以降に建てられた近代遺産と呼ばれる建築物の保存修理・耐震補強工事も多く手がけており、福岡県北九州市発注の重要文化財・旧門司三井俱楽部の耐震補強保存修理工事、国土交通省関東地方整備局発注で神奈川県大磯町にある町有形文化財の旧大隈重信別邸と旧古河別邸(旧
陸奥宗光邸跡)の保存活用改修を継続中です。また、建物だけでなく、城郭をはじめとする伝統的な石垣の保存修理においても、安藤ハザマの技術は高い評価を得ています。
今後も、当社が蓄積してきた技術を文化財・歴史的建造物、土木構築物の保存修理・復元事業などに展開し、社会貢献に役立てていきます。
「明治神宮薪能」への奉納協賛
当社は、毎年秋に行われている「明治神宮薪能」に奉納協賛しています。1982年の第1回に浩宮様(今上陛下)をお迎えして以来、2023年で42回の開催を数えます。
明治神宮薪能への奉納協賛は、当社が1980年に国立能楽堂(東京都渋谷区)の工事を受注したことを機に、伝統芸能の継承や能楽振興の一助になればと始めたものです。「広く多くの皆さまに薪能を楽しんでいただきたい」との考えから、抽選による一般応募の方々を含め、毎年約2,000名を無料でご招待しており、お客様のみならず能・狂言の演者の皆さまからも評価の高い催しとなっています。

第42回明治神宮薪能「杜若 沢辺之舞」(撮影者:三上文規)

第41回明治神宮薪能「加茂」(撮影者:三上文規)
2023年10月12日リリース
「明治神宮薪能四十年誌」を発刊しました

明治神宮薪能の40年の歩みをまとめた周年誌を発刊しました。
多くの能楽関係者様からご寄稿を頂戴するとともに、第1回から41回にわたる演能の様子などもご紹介しております。ぜひご覧ください。
本誌を通じ、より多くの皆さまに明治神宮薪能を知っていただく機会となれば幸いです。
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