安藤ハザマ(本社:東京都港区 社長:福富 正人)は4月8日、茨城県つくば市の同社技術研究所内の研修施設で、新入社員研修プログラムの一つとして『ブラインドサッカー研修 OFF TIME Biz』(注1)を実施しました。
安藤ハザマでは、2016年から新入社員の研修期間を5か月間という長期にわたって実施し(事務系社員は1.5か月)、実際に構造物を製作するなど、実践的な研修を通じて基礎的な知識やスキルを身につけ、施工の流れを早期に理解させると同時に、同期社員のコミュニケーションを促進することなどを目的としてきました。
長期研修の内容は毎年見直しをしていますが、今年度においては、新たにチームビルディングや想定外の事態への対応といった、新社会人として、また建設産業で働くうえで必ず身につけてもらいたいスキルを、効果的にかつ楽しく取得することを目的として、本研修を今回初めて新入社員研修に導入しました。
本研修の設計にあたっては特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会に協力を仰ぎ、研修当日も講師として日本ブラインドサッカー協会 ダイバーシティ&インクルージョン事業部 土田雄弘氏と、ブラインドサッカー日本代表強化指定選手 寺西一氏にお越しいただきました。
83名の新入社員を2つのグループに分け、それぞれ2時間実施した研修の内容は、アイマスクをつけた状態でのコミュニケーションやチームゲーム等を行うものです。視覚が閉じられた状況のもとで、いかに良好なコミュニケーションを取れるか、チームとしての成果を上げることができるかを、両講師の指導のもとゲーム形式で体験しました。
参加者はこの研修を通じて、コミュニケーションスキルやチームビルディングスキルのほか、研修での体験に基づく障がい者への理解や新たな気付きを得ることができました。
当社は今後も継続してさらなる人材育成の充実に注力してまいります。
OFF TIME Biz
「障がい者スポーツを通しての学びの機会創出」をテーマに、NPO法人日本ブラインドサッカー協会が企業・団体からのニーズや課題にこたえるため2012年に開発した体験型研修プログラムです。OFF TIME Bizにご興味のある方は、以下までお問合せください。
offtime001@b-soccer.jp