お知らせ
2021.11.08
安藤ハザマ(本社:東京都港区 社長:福富正人)は11月5日、BCP実地訓練を実施しました。近年、全国で自然災害が多発し、激甚化・多様化しており、また、感染対策の徹底が必須条件となる中で、今年の訓練は昨年に引き続き国内全支店を対象として、各拠点において大規模地震が就業時間内(13時)に発生したことを想定して行いました。
訓練では本社対策本部の設置に加えて、国内の全ての支店で支店対策本部を設置、茨城県つくば市の技術研究所を活動拠点にして、BCPの有効性の検証を主な目的に、以下の内容で実施しました。
(1)災害対策用メールによる社員の安全確認と指揮命令系統の有効性の検証
(2)本社、支店、営業所、技術研究所の各拠点の安全確認
(3)本社および国内全支店における対策本部の設営訓練
(4)施工中現場の安全確認
(5)災害協定物件の被災状況確認、重要関係先の被災状況確認 他
終了後、宮森防災担当役員は「全支店参加型での実施も今年で2回目となり、昨年よりだいぶスムーズに進行できたと感じている。来年以降は、より本番に近い状況を想定して訓練を行っていきたい。」と講評しました。福富社長は「実際の災害時は社員が揃っていることはほぼない。各組織で指揮権の順番を明確にしておいてほしい。安否確認については、社員だけでなくご家族の安否確認もできるよう改善していくべきである。そして、それぞれのご家庭で最低限必要な備えをお願いしたい。」と総括しました。
安藤ハザマは、今後もBCPの継続的な見直しを進め、総合的なレジリエンス強化に努めていきます。

本社対策本部の様子

福富社長総括

東北支店対策本部の様子

技術研究所内建物状況の確認