安藤ハザマ(社長:福富正人)は3月9日、「第3回 女性フォーラム」を開催しました。このフォーラムは、女性社員のさらなるモチベーションアップを図るとともに、誰もが活躍できるための風土改革・風土醸成を継続していくことを目的として2016年より実施されています。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ウェブ会議システムを活用しての開催となり、全国から約150名の役職員がオンラインで参加しました。
今回の女性フォーラムでは、「イクボス※のススメ ~女性の社会活躍・男性の家庭活躍のために~」というテーマで、NPO法人ファザーリング・ジャパン 理事の川島高之さんによる講演が行われました。
川島理事は、女性が社会で活躍するためには、男性の家庭での活躍や職場環境づくりが必要であり、上司が職場の働き方改革を主導し、部下の活躍を支援する「イクボス」になることが重要であると述べられました。その中で、「部下力の向上」や「上司の覚悟」、「チーム力の強化」についてご自身の経験を踏まえて説明され、企業の風土改革や社員の意識改革の必要性についてお話しいただきました。
活発な質疑応答が行われた後、最後に福富社長より「本日の内容は、『安藤ハザマVISION2030』の重点施策であるダイバーシティ推進、多様なキャリア形成、働き方改革に直結する内容であり、大いに参考になるものであった。共に働く仲間が抱える制約やライフイベントもチームが一丸となって互いにカバーし合える組織を作ることができれば、間違いなく効率化や成果のレベルアップにつながり、明るくて、躍動感のある職場にも変わることができる。社員の多様性や働き方の多様性を受け入れ、認め合い、それが力強く生かされる企業風土の醸成に全役職員が当事者意識をもって取り組んでいこう」と総括しました。
当社は、今後もこのような活動を行いながら、多様な人材が活躍しやすい会社づくりを行い、すべての社員にとって「やりがい」と「ゆとり」のある人生設計ができる会社を目指していきます。
※イクボス:職場で共に働く部下のワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、部下のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のこと

川島理事による講演

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福富社長総括