安藤ハザマ(本社:東京都港区、社長:福富正人)は、当社が施工で携わった東洋大学 AI-House HUB-4が「2022年度グッドデザイン賞」(注1)(公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたので(注2)、お知らせいたします。

グッドデザイン賞審査員の評価
寮というと個室群がずらっと並ぶ平面計画がそのまま、建物の「硬さ」として外観に現れるケースが多いが、この建築は、不定形で高低差もある敷地条件を活かして、柔らかで変化に富む空間と形態を獲得している。その結果として生まれた、そこに暮らす学生たちの日常にもリラックスできる空気感と、それによって醸成される、学生同志の豊かな交流の風景が、この寮の優れた特徴だろう。外観を印象付けるランダムなルーバーファサードは、周辺住宅地への視線制御の役割と同時に、内包された2つの中庭空間とともに、日射制御や自然通風などの役割も果たしており、外観や平面計画と、環境コントロールの仕組みの関係性が実にシンプルで素直に並存した建築である。
出典:https://www.g-mark.org/award/describe/54126?token=UA1mbwdaP1
その他の詳細はグッドデザイン賞のウェブサイトをご参照ください
「東洋大学 AI-House HUB-4」施工実績はこちらから
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グッドデザイン賞
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 -
受賞者
学校法人東洋大学、株式会社石本建築事務所