安藤ハザマ(本社:東京都港区 社長:国谷 一彦)は7月11日、『安藤ハザマ技術発表会 2023』を開催しました。ウェブ会議システムを活用して発表をライブ配信し、国内外から400名超がオンラインで参加しました。
開会にあたり、国谷社長は「今期は合併10周年の節目でもあり、新中期経営計画がスタートした重要な年である。中期経営計画で掲げた『企業価値向上』と『会社の魅力向上』の一翼を担う技術・研究開発を強力に推進していく。本技術発表会では、建築工事における高品質施工やカーボンニュートラルへの取り組み事例、新技術で難工事に挑戦した土木工事の事例のほか、環境やDX推進に関する開発成果が報告される。今後の施工や技術開発の気づきにつながるように、活発な議論が行われることを期待する」と挨拶しました。
この日は13テーマが発表されました。建築分野の『海外での超高層ホテル建設』『環境ラベルの活用とLCA支援システムの開発』や、土木分野の『厳しい施工条件下でのシールド工事や山岳トンネル工事』『当社初のエクストラドーズド橋工事』などの事例に加え、『自律運転ショベルの複数台同時稼働技術』『気象情報を活かした安全・品質・環境管理技術』などのDX推進事例について発表がありました。ウェブ会議システムならではの「Q&A機能」や「投票機能」などを活用することで、活発な質疑応答、意見交換がなされました。終了後には、全発表の中から最優秀賞1件、優秀賞1件、審査員特別賞1件が選ばれ、表彰されました。
閉会にあたり、技術開発委員長を務める池上副社長は「本日発表した事例は全社での取り組みの一例だが、技術・研究開発成果を社会実装できるレベルまで仕上げ、『安藤ハザマ VISION2030』で掲げている『イノベーションの加速で新たな価値を創造する』を実現することを強く意識して、これからも取り組んでいただきたい」と締めくくりました。
