お知らせ
2023.12.08
安藤ハザマ(本社:東京都港区、社長:国谷一彦)が推進する、低炭素型プレキャストコンクリート製品に関する取り組み(注1)が、一般社団法人サステナブル経営推進機構が主催する「第6回エコプロアワード」(注2)において「優秀賞」を受賞しました。
エコプロアワードとは
「エコプロアワード」とは、日本市場において事業者、消費者、投資家、市場関係者等から高く評価された環境に配慮した製品、サービス、技術、ソリューション、ビジネスモデルを表彰するものです。エコプロアワードで表彰した製品や技術などのさらなる開発や普及促進を図ることによって、持続可能な社会に貢献することを目的としています。
評価された内容
同賞審査事務局より、受賞理由として以下のコメントを頂きました。
- 低炭素コンクリートをプレキャスト製品に適用することで、従来の低炭素コンクリートで課題となってきたコスト面・製造面・品質面での課題を解消し、より使いやすくした点を高く評価。環境面の優位性があっても経済面、品質面が障壁となり社会実装が進まないことはよくあるため、技術開発を通じてその障壁をクリアした点を評価したい。普及が進んだ際の、社会全体におけるCO2削減・廃棄物削減効果にも期待したい。
- コンクリートの性能を保ち、CO2が19%削減される点を評価。
- 製品の環境対応について環境製品宣言(EPD)による情報開示を建築の分野で先進的に行っている点を評価。建材のライフサイクルアセスメント(LCA)見える化のモデルとして普及してほしい。
今後の展開
安藤ハザマでは、今後も環境負荷の低減に貢献できる技術の開発に積極的に取り組んでいきます。また、開発した低炭素化技術の適用に際しては、気候変動をはじめとするさまざまな環境影響を検証することで、お客様の環境配慮の取り組みをより一層サポートしていきます。
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安藤ハザマ2022年7月4日リリース資料を参照
低炭素型PCa製品の標準化およびエコリーフ環境ラベルの取得