撮影者:三上文規
お知らせ
- 2026.07.21
- 第45回明治神宮薪能の応募を開始しました
演目のあらすじ
舞囃子 「葛城 大和舞」 観世清和 (観世流)
神代の跡を尋ねて修験の聖地葛城山へやってきた山伏たちが、降りしきる雪の山中で難渋する。と、そこに薪を背負った里女が現れて、宿を貸すと申し出ると険しい山道を通って宿に案内した。やがて里女は暖をとる火を焚いて山伏をもてなすうち、役行者に葛で縛められた葛城の女神の昔話をする。里女は、実は葛城の女神であった-。
舞囃子は、白一色に覆われた山中で、女神が
〽降る雪の しもといふばなの白和幣
と神楽歌を詠い、気高く清浄な舞(大和舞)を舞う場面を演じる。
狂言 「佐渡狐」 野村萬斎 (和泉流)
越後の国の百姓と、佐渡の国の百姓が、毎年の嘉例として上頭(在京の荘園領主)へ年貢を納めに行く途中で知り合い、同道する。その道すがら、二人は国自慢を始めるが、佐渡には狐がいない、いる、で言い争いになり、互いの一腰(腰刀)を賭けることになる。判定は上頭の奏者(取次役)に頼むことにして都に着き、先ず佐渡の百姓が上頭の前に出て年貢を納めたが…。
賭けの結果がどちらに転ぶかは、見てのお楽しみ。
新作能 「青淵」 観世三郎太 (観世流)
「日本資本主義の父」と言われる実業家で、明治神宮の創建にも深く関わった渋沢栄一を顕彰して作られた新作能。曲名の「青淵」は、渋沢の雅号である。
「大政奉還」の後、徳川家が下った静岡で、株式会社の原型である商法会所を作り成功した篤太郎(渋沢栄一)のもとへ、財政立て直しのため新政府への出仕命令が下る。篤太郎は悩むが、主君の徳川慶喜に励まされ上京する。
飛鳥山の料亭での酒宴で、寝入ってしまった篤太郎の夢の中に鬼が出て来て、私利私欲に走るよう唆す。篤太郎は、「論語」の言葉で対抗し鬼を退散させる。
夢から覚めた篤太郎は、論理ある経済活動の大切さを説き、世界の平和と繁栄を祈り「栄一」と改名し、舞い納める。
東京都北区の実業家・故 田村純朗が発起。観世清和の監修、野村萬斎の狂言監修のもと、中村雅之の作に、梅若紀彰が節付、亀井広忠が作調。2025年9月、観世能楽堂において、観世三郎太のシテで初演された。
明治神宮薪能とは
詳細はこちらから
応募要領
二次募集やキャンセル分の再抽選はございません。
今年で第45回を迎える明治神宮薪能に、ペアで最大300組600名様をご招待いたします。
鑑賞をご希望される方は、下記の要領でインターネットもしくは往復はがき(インターネットがご利用になれない場合のみ)にてご応募ください。
応募締切日はインターネットが8月21日(金)20:00まで、往復はがきが8月21日(金)当日消印有効となっております。