安藤ハザマ(社長:野村俊明)は、第57回科学技術週間(※1)中の4月21日に技術研究所(茨城県つくば市)を一般公開し、約200名の方が来所しました。
今年の科学技術週間に一般公開されたのは、ほとんどが国や自治体の研究機関等ですが、当社はCSR活動の一環として1993年からこのイベントに参加しており、今回で通算22回目となりました。
今回は、建設業や建設技術を身近に接していただくために、人工気候室による温度体験や杭基礎の耐震補強工法の模型実演、災害対応シミュレーション、内装工事体験など4つの体験コースと、植物工場(多幸畑・たさいばたけ)の展示コーナーを用意しました。
シミュレーション形式で災害対応を学ぶコースでは、災害時に起こりうる判断の難しい場面・問題に対して、参加者の皆さんの真剣な検討や活発な意見交換が行われるなど、防災に対する意識・関心の高さがうかがわれました。
また、研修所敷地内で建設中の宿泊研修施設では、現場見学のあとに内装工事(クロス貼り)を実際に体験してもらいました。職人さんの指導を最初は緊張気味に聞いていた子どもたちでしたが、みるみるうちに熱中し、体験用の模擬壁の良い出来栄えに笑顔があふれていました。
一般公開の概要
1. 公開日時 : 2016年4月21日(木)
2. 公開場所 : 安藤ハザマ技術研究所(茨城県つくば市)
① 本館 ② コンクリート棟 ③ 環境・放射線棟 ④ 音響・電波棟
3. 来場者数 : 約200名
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科学技術週間
発明の日である4月18日を含む月曜日から日曜日までの1週間。科学技術について広く一般に理解と関心を深めてもらい、日本の科学技術の振興を図ることを目的として、国が1960年2月に制定した。全国の各機関で各種科学技術に関するイベントが開催されている。

写真1:災害対応について活発に討議する参加者の様子

写真2:内装工事施工体験の様子