安藤ハザマ(社長:野村俊明)は、第58回科学技術週間(※1)中の4月21日に技術研究所(茨城県つくば市)を一般公開し、約80名の方が来所しました。
今年の科学技術週間に一般公開されたのは、ほとんどが国や自治体の研究機関等ですが、当社はCSR活動の一環として1993年からこのイベントに参加しており、今回で通算23回目となりました。
今回は、建設業や建設技術を身近に接していただくために、人工気候室による温度体験や、液状化再現実験、災害対応シミュレーション、音響設備を使用した耳年齢測定など4つの体験コースと、植物工場(多幸畑®(たさいばたけ))の展示コーナーを用意しました。
シミュレーション形式で災害対応を学ぶコースでは、大規模地震に遭遇した際の行動について、参加者の皆さんの真剣な検討や活発な意見交換が行われるなど、防災に対する意識・関心の高さがうかがわれました。 また、模型による地盤の液状化再現実験や、音響装置を使っての耳年齢測定、人工気候室でのマイナス30度の極寒体験など、ゼネコンの技術研究所ならではの体験に、来所者からは驚きと感嘆の声があがりました。
一般公開の概要
1. 公開日時 : 2017年4月21日(金)
2. 公開場所 : 安藤ハザマ技術研究所(茨城県つくば市)
① 本館 ② 水理棟 ③ 環境・放射線棟 ④ 音響・電波棟
3. 来場者数 : 約80名
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科学技術週間
発明の日である4月18日を含む月曜日から日曜日までの1週間。科学技術について広く一般に理解と関心を深めてもらい、日本の科学技術の振興を図ることを目的として、国が1960年2月に制定した。全国の各機関で各種科学技術に関するイベントが開催されている。

写真1:災害対応について活発に討議する参加者の様子

写真2:野菜栽培システム「多幸畑®」見学の様子

写真3:マイナス30度の極寒体験の様子