安藤ハザマ(社長:福富正人)は、2月26日、本社で女性社員と男性管理職を対象とした「第2回 女性フォーラム」を開催しました。
このフォーラムは、女性社員のさらなるモチベーションアップを図るとともに、男性管理職のダイバーシティマネジメントへの理解を深め、意識改革に繋げることを目的として企画されたものです。
支店にも同時中継され、本社、支店あわせて234名が参加しました。
開会にあたり福富社長は、「女性を含め多様な人材が活躍できるということは、イノベーションにも繋がることであり、当社にとって必要なことである」という考えを説明した上で、「女性のライフイベントをフォローする制度については整備ができており、就業を継続できる環境は整っているが、キャリアアップにはまだ課題があると考えている。管理職にはしっかり勉強をして欲しい」という思いを参加者に伝えました。
第一部では、日経BP総研フェローの麓幸子さんによる講演が行われました。今の時代になぜ女性のリーダーが必要なのかを、麓さんご自身が管理職になって見えてきたことなどを紹介され、女性社員にむけて「自分らしいリーダーになろう」という力強い応援メッセージを送られました。
続く第二部では、麓幸子さんにファシリテーターを務めていただき、福富社長と当社の社外取締役3名(うち2名は女性社外取締役)によるパネルディスカッションを行いました。女性活躍推進や働き方改革において長年尽力されている社外取締役からは、他社での取り組み事例や実績が紹介され、また、男性管理職に向けて「みなさんが入社したときの常識は現在の非常識」という発言もあり、新たな気付きを促すパネルディスカッションとなりました。
最後に福富社長は、「女性社員がより働きやすい環境を整備し、そして、一人ひとりがそれぞれの生活を大切にしながらキャリアアップできる企業風土を醸成する」と宣言し、フォーラムを終了しました。
当社は、今後もこのような活動を行いながら、多様な人材が活躍しやすい会社づくりを行い、すべての社員にとって「やりがい」と「ゆとり」のある人生設計ができる会社を目指してまいります。

パネルディスカッションの様子

パネルディスカッションで考えを述べる福富社長