お知らせ
2020.11.05
安藤ハザマ(本社:東京都港区 社長:福富正人)は11月4日、2020年度のBCP実地訓練を開催しました。近年、全国で自然災害が多発し、激甚化・多様化しており、また、感染症という条件が加わったことを踏まえて、今回の訓練は、国内全支店を対象に各拠点において大規模地震が就業時間内(13:00)に発生したことを想定して実施しました。
訓練では本社対策本部の設置に加えて、全ての支店で支店対策本部を設置し、茨城県つくば市の技術研究所を活動拠点にして、BCPの有効性の検証を主な目的に以下の内容で実施しました。
(1)災害対策用メールによる社員の安全確認と指揮命令系統の有効性の検証
(2)本社、各支店、技術研究所の各拠点の安全確認
(3)本社および全支店における災害対策本部の設営訓練
(4)全支店における施工中現場の安全確認
(5)災害協定業務の状況確認、重要関係先の被災状況確認 他
終了後、宮森防災担当役員は「今回はじめて全国の支店をWEB会議システムでつないで訓練を実施したが、地震に限らず災害の多様化が想定される中で、訓練でできないことは本番でも決してできない。今回見つかった課題を次回に生かしていきたい。」と講評しました。福富社長は「お客さまを含めた連絡体制を再確認するとともに、さまざまなことを想定して取るべき行動を日頃より確認し、災害に備えてほしい。」と総括しました。
安藤ハザマは、今後もBCPの継続的な見直しを進め、総合的なレジリエンス強化に努めていきます。

本社対策本部の様子

福富社長総括

大阪支店対策本部の様子

技術研究所内建物状況の確認