安藤ハザマ(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷一彦)は、株式会社みずほ銀行(本店:東京都千代田区、頭取:加藤勝彦、以下「みずほ銀行」)と「Mizuho Eco Finance(注1)」の融資契約(以下「本契約」)を締結しました。本契約はシンジケーション方式で組成されており、当社の気候変動への取り組みに賛同するみずほ銀行と参加金融機関よりファイナンス面で支援が得られます。2023年5月31日に締結した「Mizuho Eco Finance」に続き、2回目の組成になります。
「Mizuho Eco Finance」は、みずほ銀行が脱炭素社会への移行に向けて企業とともに取り組みを促進していくことを目的に、グローバルに信頼性の高い環境認定や評価等を組み入れた、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社が開発した環境評価モデルを用いて、企業の取り組みや指数をスコアリングし、一定のスコア以上を満たした企業に対し融資を行う環境評価融資商品です。
当社は長期ビジョン「安藤ハザマVISION2030」において環境価値の創造を掲げるとともに、「中期経営計画2025」においても社会・環境への約束として温室効果ガス(GHG)排出量の削減や、創エネと省エネ技術導入促進などについて、数値指標を設定し、各種の施策を推し進めています(注2)。現在、2019年に認定を取得したSBTイニシアチブについて、1.5℃シナリオでの再認定に向けて手続き中の他、2021年8月には、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」への賛同を表明し、TCFD提言に基づく情報開示にも積極的に取り組んでいます(注3)。
これらの取り組みが、みずほリサーチ&テクノロジーズの環境評価モデルに使用している指標において高い水準を満たしている点を評価され、契約締結に至りました。
当社は、これからも豊かな地球を次世代に引き継ぐため、脱炭素で低負荷な循環型社会の実現に貢献していきます。