安藤ハザマ(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷一彦)は、2024年6月26日から6月28日にかけて「アイテムえひめ」(愛媛県松山市)(写真1)にて開催されたコンクリート工学年次大会2024(松山)において、CPコンクリートの最新の技術開発成果について、6編の論文発表とパネル、実験模型の技術展示を行いました。大会期間中の大会への総来場者は延べ5,000人以上となり、CPコンクリートを含む環境配慮型コンクリートについて最新の研究成果が数多く発表されました。
1.論文発表
CPコンクリートコンソーシアム(CPCC)(注1)全体で10件(注2)、そのうち、当社が6件の発表を行い、技術研究所所属の鈴木好幸研究員が、年次論文奨励賞を受賞しました(写真2:発表風景)。
2.技術展示
会場内のコンクリートテクノプラザ2024にCPコンクリートの展示ブースを設置し、3日間で延べ200人以上の来場者に説明しました(写真3:当社ブース状況)。内容については、CPCCが取り組む事業の概要、実施体制、大阪・関西万博への協賛(注3)(写真4:大阪・関西万博協賛パネル)をパネルで、また、コンクリート部材を炭酸化養生する実験の状況を模型(写真5:実験模型)で、それぞれ展示しました。
建設会社やコンクリート関係者、大学の先生や学生、 発注者等、多くのステークホルダーの方々に来場いただき、脱炭素社会に向けた事業の取り組みについて、技術的な課題やコンクリートに固定させるCO2の調達先、社会実装に向けた課題等、活発な意見交換を行いました。
今後、2050年カーボンニュートラルな社会の実現に向けて、CPコンクリートもCO2の削減に貢献していきます。