4月13日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が開幕し、安藤ハザマ(本社:東京都港区 代表取締役社長:国谷一彦)が幹事会社であるCPコンクリートコンソーシアム(注1,2)は、未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオンにおける個者展示を開始しました(注3)。

CPコンクリートコンソーシアムの展示プレイス
CPコンクリートコンソーシアムによる展示プレイスでは、「The Journey of Possibilities!可能性の旅へ!」をテーマとして、来場者がエアシップに乗り、CPコンクリートが実現する未来の都市の姿を体験できるアトラクションを提供しています。
展示プレイス内の座席はCPコンクリートで作られており、CO₂を吸収・固定する特性を持つCPコンクリートについて、来場者に直接触れていただく機会となります(写真1参照)。
また、パビリオン内外に設置したベンチやパビリオン外の舗装にも同様の素材を活用しています(写真2参照)。
当社はこれからも持続可能な社会の実現に向けた技術開発を積極的に推進し、環境に配慮した建設ソリューションの提供を目指します。
「排出物」を「資源」に変える新たな循環モデルを、ぜひ万博の会場でご体感ください。
参考
- 未来の都市 | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト
安藤ハザマリリース
未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」パビリオン展示内容発表会にて、CPコンクリートコンソーシアムが展示内容を紹介(2024年9月10日)参照安藤ハザマリリース
【CPコンクリートコンソーシアム】大阪・関西万博 未来社会ショーケース事業「フューチャーライフ万博・未来の都市」に協賛(2023年8月2日)参照
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CARBON POOLコンクリートの略。セメント焼成工程などで発生するCO₂等をコンクリート由来の産業廃棄物に固定化させ、コンクリート材料として再利用する地域内循環を構築します。さらに新たな技術を用いてCO₂吸収を最大化・最速化したコンクリートは、セメント焼成工程などで発生する量を上回る310kg-CO₂/㎥以上のCO₂を削減することでカーボンネガティブを実現します。
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当社はCPコンクリートを脱炭素社会の基軸とし、主要建設資材であるコンクリートをカーボンネガティブ材料に転換させるため、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)による、グリーンイノベーション(GI)基金事業「CO₂を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」のコンソーシアムの一員として、2030年までの社会実装に向けて取り組んでいます。
CARBON POOL CONCRETE CONSORTIUM Webサイト
CPコンクリートPR動画 -
「フューチャーライフ万博・未来の都市」は、「未来社会ショーケース事業」の一環で博覧会協会と協賛12者によって開催され、CPコンクリートコンソーシアムはブロンズパートナーとして協賛しています。株式会社安藤・間はCPコンクリートコンソーシアムの構成員です。
フューチャーライフ万博・未来の都市

写真1 展示プレイス内 座席

写真2 パビリオン内 ベンチ