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技術概要
CASBEE(建築環境総合性能評価システム)はわが国における建築物の性能を客観的に評価するために広く使われています。「いきものプラス」は、CASBEEにおける生物多様性に関連する項目を定量的に評価します。これにより生物多様性に配慮した建築物の緑化計画が可能となります。
本ツールは建設会社8社(安藤ハザマ、浅沼組、鴻池組、西武建設、錢高組、東亜建設工業、西松建設、三井住友建設)と共同で、各社の建築設計担当者向けに開発しました。
下記の課題をお持ちのお客様の緑化計画を支援します。
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建築物のCASBEEランクを向上させたい。
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生物多様性保全に配慮した建物により、環境への取り組みをアピールしたい。
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環境付加価値を重視した不動産を作ることで、所有物件の資産価値を高めたい。
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施設利用者に生きものとの触れ合いの場を提供したい。

「いきものプラス」-トップ画面
特長
① 植栽植物ガイド
設計者が敷地情報や生物多様性に関する取り組み内容を入力するだけで、生物多様性に関連する項目の点数を算出します。さらに高得点を得るためのガイダンスが表示されます。

評価点表示画面例

植栽植物ガイド表示画面例
② 潜在自然植生MAP
その地域で植栽することにより、生物多様性保全に貢献できる植物種(推奨植栽植物種)が表示されます。

③ 生物間ネットワーク
動物(鳥類、蝶類)と植物のつながり(ネットワーク)を可視化して表示します。緑化により誘致させたい鳥や蝶の選定などに役立てることができます。

鳥類と樹木のネットワーク

蝶類と食草のネットワーク