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金属製建具・パネルの劣化
鋼材は、錆や腐食が生じやすい材料であり、保護のための塗装が一般に必要です。塗装は定期的な塗替えが必要です。製建具やパネルは、定期的な塗替えが必要です。建築用のアルミ材は、鋼材より耐食性に優れますが、汚れや塩害により白錆や腐食が生じます。定期的なクリーニングにより延命が可能です。
外装金属建具類のメンテナンス周期の目安
メインテナンスの種類 | 周期の目安 |
---|---|
銅製建具類の塗り替え(SOP程度の場合) | 3~5年 |
パネル、建具類のクリーニング | 年1回以上 |
シーリング材の更新 | 8~10年 |
※塩害地や工業地帯など腐食しやすい環境下では、頻度は多くなります。 |
外装用アルミ材への塗装
アルミ材も経年劣化により汚れや腐食が生じます。塩害地などの過酷環境下では、劣化は著しく早くなります。アルミ材の美観のみならず耐久性確保のためにもクリア塗装などで保護することをお勧めします。
既存アルミ建具の塗装改修例
建具の更新
建具類が劣化し取替える場合、建具更新の工法には、以下の方法があります。このとき、気密性能、断熱性能、遮音性能の向上が可能です。
工法比較
既存枠を利用する方法は乾式工法であり、工期が短く、工事中の室内利用が可能です。既存枠の使用可能が条件です。既存枠の劣化が著しく、既存枠を利用できない場合は撤去工法になります。このときは引抜き工法が工事中に周囲に与える影響が小さく、この工法をお勧めします。
持出し工法
カバー工法
カバー(ノンシール)工法
引抜き工法
外装パネルによる改修
外装改修は建物のイメージを大きく変え、町並みとの調和とイメージアップを図ることができます。経年劣化によるモルタルやタイルの剥落の危険性がなくなります。外壁の剥離・落下のどによる被害防止に対しては、低利融資や税制上の優遇措置を受けることができます。