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技術概要
連続ベルトコンベヤによるズリ搬出を行う場合、ズリ破砕を行う移動式クラッシャーでは、監視員による破砕状況の監視および運転調整が必要となるため、安全性確保や、人的負担の課題がありました。
本技術では、ズリ投入を行うホイールローダの運転手が監視・運転調整を遠隔操作することにより、課題解決を実現します。
特長
本技術は、ホイールローダの運転席に設置されたタブレット型PCにより、移動式クラッシャーの遠隔操作を可能とするものです。
タブレットにより、外部に設置したカメラによる破砕状況の映像を確認することができるため、ホイールローダの運転手は、状況に合わせてズリ投入作業を行うことができます。また、ホイールローダに搭乗したまま移動式クラッシャーの運転操作も可能です。
移動式クラッシャー上に監視員を配置する必要が無くなるため、作業人員の省力化、安全性が向上します。

移動式クラッシャー

タブレット操作状況

タブレット画面
施工実績
工事名 |
発注者 |
備考 |
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山清路防災1号トンネル工事 | 国土交通省 |
2022年竣工 |
水海川導水トンネル2期工事 | 国土交通省 |
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北海道新幹線、後志トンネル(天神)他 | 独立行政法人鉄道建設・運輸 |