リスト表示で見る
技術概要
ピアノ室や音楽スタジオなど高い遮音性を必要とする部屋を対象とした、乾式による高遮音二重床工法です。
一般に高遮音を確保するため湿式による浮き床工法など、養生期間を含め数日の工期を必要とするのに対して、本工法は乾式で高剛性・高密度の押出成形セメント板を構成材とし、大引きに防振ゴム付き床高さ調整ボルトを取り付け、システム化した乾式二重床としました。
高遮音でありながら養生期間を必要とせず工期の短縮が可能となり、部分的な施工やリニューアル工事にも適用しやすい工法です。
特長
-
乾式工法による工期の短縮
-
部分的な施工やリニューアルにも最適
-
防振ゴム付き床高さ調整ボルトにより、スラブ面を傷めずレベル調整が容易
-
床のたわみは2mm以下
-
床下地構成を鋼材にすることで、不燃仕様が可能
-
従来の一般住宅仕様より、軽量床衝撃音レベルは2ランク以上(⊿LL-5相当)、重量床衝撃音レベルは1ランク以上(⊿LH-3相当)の低減効果が見込めます

乾式高遮音二重床構成材

施工段階の床下地材

不燃仕様床下地材

床衝撃音レベル低減量
施工実績

Sミュージックカレッジ レッスンルーム