リスト表示で見る
技術概要
トリクロロエチレンなど、土壌汚染対策法の揮発性有機化合物類(VOC類)(第一種特定有害物質)で汚染された土壌や地下水の対策には、原位置分解法や原位置抽出法、掘削後浄化法があります。
原位置分解法
-
鉄粉(DOG)工法
-
バイオ分解処理工法
-
酸化剤分解処理工法
-
透過性浄化壁工法
原位置抽出法
-
原位置抽出・揚水工法
掘削後浄化法
-
ホットソイル®工法
特長
鉄粉(DOG)工法
鉄の微細粉末を含む浄化剤、鉄粉スラリーを用い、地盤に注入または攪拌混合することで、土壌や地下水中の揮発性有機化合物(VOC)を分解無害化する浄化工法です。

バイオ分解処理工法(バイオレメディエーション)
微生物の働きを利用した原位置浄化工法です。微生物の利用方法により、バイオスティムレーション、バイオオーグメンテーションに大別されます。

酸化剤分解処理工法
化学的酸化力を持つ薬剤を地中注入や土壌へ撹拌混合することにより、VOCを分解・浄化する工法です。
透過性浄化壁工法
汚染地下水の下流側に透水性の浄化材を埋設して、そこを通過する地下水中の汚染物質を分解・吸着・共沈等の作用により地下水を浄化し、系外へ導く工法です。

原位置抽出・揚水工法
不飽和帯の揮発ガスを吸引する土壌ガス吸引法、飽和帯に空気などを注入して揮発を促進するエアースパージング工法、飽和帯の汚染地下水を揚水する地下水揚水法、揚水バリア工法があります。

土壌ガス吸引工法

エアースパージング工法

揚水バリア工法
ホットソイル®工法
掘削した土壌に生石灰を主成分としたホットソイル剤を混合攪拌し、土壌の温度を上昇させて VOC を揮発、分離させて、汚染土壌を浄化する工法です。
