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技術概要
火災時における高強度コンクリートの爆裂現象を抑制し、鉄筋コンクリート(RC)構造部材の耐火性を向上させる工法です。
特長
高強度コンクリートは、火災時に高温加熱を受けると表層部分のコンクリートが爆裂・飛散する可能性があります。爆裂防止工法では、加熱時に溶融する樹脂繊維・粉末をコンクリートに混ぜることで、部材内部に生じる圧力を緩和し、爆裂を防止します。
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設計基準強度150N/mm2以下の高強度コンクリートを適用対象としています。
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高層建築物の下階柱で必要となる、3時間の耐火性能が確保できます。
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通常の高強度コンクリートと同等の強度、耐久性を有しています。
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樹脂繊維・粉末は現場でアジテータ車に混入するため、容易に製造可能です。
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コンクリート表面を被覆する耐火工法に比べ、部材断面の増加がなく、コストも削減できます。

無対策

爆裂防止工法