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2020年


自昇降式垂直搬送装置の開発
−資材の上下運搬作業の生産性向上を実現−

2020年3月10日

安藤ハザマ(本社:東京都港区、社長:福富正人)と光洋機械産業株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:
直川雅俊)は、コンクリートの型枠支保工などを仮設床開口部から効率的に上階に荷揚げする自昇降式垂直搬送装置を開発しました(写真1)。この装置を実現場に適用し、効率的な荷揚げ作業を実現します。

1.開発の背景
建設業では就業人口の減少、高年齢化が進む中、工事現場の生産性向上による省人化・効率化が求められています。なかでも特殊な専門技術を要しない資材運搬作業の内、肉体的に負担の大きい型枠支保工の垂直移動に着目しました。

2.開発技術の特長
この機械は、既製品のアルミ昇降式作業台(注1)を改造した自昇降式垂直搬送装置で、仮設床開口部などに設置して使用します。また、本体重量は200s程度なので、専用車輪の取り付けにより作業員一人で容易に移動することができ、一般的なRC造建築物の2フロア分程度、約7.5mの高さまで荷揚げすることができます。
装置を設置する床開口部には、仮設手摺と専用の開口蓋(写真2)を設置することで、転落・飛来落下防止対策をとっています。装置の支柱は、この専用の開口蓋と壁繋ぎを介して固定し、転倒防止措置をとり安全性を確保しています。
また、この装置は、資材を上階に揚げる作業(図1)だけでなく、仮設手摺を利用して装置自体を上階に上げること(図2)が可能であり、また、逆の手順で装置自体を上階から下階に降ろすことも可能です。従って、装置を使用する場所へさまざまなアプローチができます。

3.開発技術の効果
この装置を採用する事により、通常は3名必要な型枠支保工の荷揚げ作業が、2名で実施可能となり、荷揚げ作業の生産性(作業員1名が単位時間あたりに荷揚げする資材の量)が最大35%向上することがわかりました。また、床開口部での上下作業が削減され、安全性が向上します。
さらに、作業員の肉体的な疲労も大幅に軽減します。

4.今後の展開
今後、この搬送装置をRC造建築物の現場で積極的に展開し、改良を行いながら、生産性向上、安全性向上に貢献していきます。

注1:開発に用いたアルミ昇降式作業台
    〈問い合わせ先〉
     光洋機械産業株式会社 営業本部 坂本 TEL.06-6268-3192 FAX. 06-6268-3118

写真1: 開発した昇降式垂直搬送装置

写真2: 専用の開口蓋(右:支柱設置時)

図1: 荷揚げプロセス

図2: 本体上昇プロセス

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