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技術概要
既存建物の杭を新築建物の杭として再利用する技術です。
近年、都市部の建築工事では、既存建物を解体したあとの建替事例が多くなっています。これらの場合、既存建物の杭が新築工事の障害になることがあり、撤去に費用・工期がかかるだけでなく、周辺地盤への影響や新築杭の品質低下にもつながることがあります。
再利用に当たっては、既存杭の健全性や耐久性の調査を実施し、再利用可能かの判断を行います。

既存杭調査状況
特長
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既存杭の撤去を行わないので、環境に配慮した施工が可能になります。
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新築工事での杭工事を省略することが可能になります。
適用事例
- 工事名称
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(仮称)品川港南ビル第二駐車場新築工事
- 用途
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駐車場・倉庫
- 構造規模
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S造 地上8階 塔屋1階
- 基礎形式
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場所打ちコンクリート杭(アースドリル工法)