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技術概要
コンクリートを層状に打ち込む場合、上下層相互が一体となるように適切にコンクリートを打ち重ねる必要があります。
打込み管理システム(NETIS登録番号:KT-160096-A)は、自動計測した打込み高さと経過時間から、先に打ち込んだコンクリートと後から打込んだコンクリートの打込み開始までの時間差を管理する技術と、さらに、コンクリートの温度やセメントの種類などの影響を受けるコンクリートの凝結状況を直接把握できるN式凝結テスターを組み合わせることにより、コンクリートの打込み作業の時間管理を適切に実施できるシステムです。
特長
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レーザー距離計で連続測定したコンクリートの打込み高さと経過時間は、子タブレットに記録され、Excelファイルで出力されます。
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現場職員の持つ親タブレットには、許容打重ね時間までの残された時間が表示されます。
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鉄筋の上からでも下位のコンクリート面に対して貫入試験ができる凝結テスターを用いてコンクリートの凝結状況を直接把握し、適切な打重ね時間を設定管理できます。
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作業に当たる全員が情報を共有できるため、不具合を防止できます。

打込み管理システムのイメージ図

打込み管理システムの出力結果の事例
施工実績
工事名 | 発注者 | 施工場所 | 竣工 |
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北国分地区函渠その2工事 | 国土交通省関東地方整備局 | 千葉県 |
2015年 |
箱石地区道路工事 | 国土交通省東北地方整備局 | 岩手県 |
2019年 |
長沢浄水場第3沈でん池設置工事 | 川崎市 | 神奈川県 |
2016年 |
横環南栄IC・JCT(その12)工事 | 国土交通省関東地方整備局 | 神奈川県 |
2018年 |