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技術概要
RC造の建物の柱梁に鉄骨骨組みを沿わせて外付けする耐震補強工法です。室内の広さや室内からの眺望、採光も補強工事前と変わらず、建物を利用したまま短工期での工事が可能です。
※一般財団法人日本建築総合試験所の建築技術性能証明を取得しています。
こんな課題をお持ちのお客様に
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耐震改修前と同じ室内面積や眺望、採光を確保したい
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耐震リニューアルをきっかけに外観リニューアルも行いたい
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「居たまま」で耐震リニューアルを行いたい
工事期間を短縮したい
特長
外観リニューアル
建物に応じた鉄骨フレームの仕上げを行うため、耐震補強工事と合わせて建物外観のリニューアルを行うことができます。また、ブレース(筋交い)が不要のため、リニューアル後も視界、採光、換気などの室内環境性能を低下させません。
「居たまま」で耐震補強
RC造の既存建物に対して、格子状に組まれたPGフレーム(外付け門形鉄骨フレーム)をRC柱梁の外表面に取り付ける工法で、RC躯体側に「あと施工アンカー」を、鉄骨側にはスタッドを溶接し、隙間に高流動モルタルまたはコンクリートを充填することで、既存躯体と鉄骨フレームを一体化します。室内作業が不要なため、建物を使用しながら工事を行うことができます。壁やサッシもそのまま使え、産業廃棄物が抑制できる環境に優しい工法です。
工期短縮
工場で事前に加工した精度の高い鉄骨を運搬し取り付ける方式で、従来のブレースを用いた外付け耐震補強工法に比べて複雑な加工がないことから、工期短縮が可能となります。

PG工法概念図
※本工法は、PG耐震補強システム研究会における共同開発によるものです。