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技術概要
当社は1984年に人工海底山脈構想についてプレス発表しました。また、1988年には、水産庁の外郭団体である一般社団法人マリノフォーラム21において「マウンド漁場造成システムの開発」への取り組みが決まりました。これらを契機に、新たな石炭灰有効利用技術として開発したものがアッシュクリートで、テーブルバイブレータを用いてアッシュクリートブロックを大量製造する生産体制を確立しました。

製造状況

混練物の投入

振動による超流体化
特長
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長期により強度発現が得られ、高い耐久性や耐海水性が確認されています。
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普通コンクリートに比べ材料費が低く、経済性に優れています。
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環境安全性(水質汚濁、有害元素溶出)が確認されています。
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普通コンクリートに比べ比重が小さいため、軟弱地盤への利用に適しています。骨材を使用する事で比重を高くすることも可能です。

アッシュクリートと普通コンクリートの配合比較(配合強度20 N/mm2)
適用事例
アッシュクリートは、人工海底山脈や藻場ブロック、人工魚礁など、海洋におけるほとんどのブロック構造物に適用可能となっています。

アッシュクリートブロック

人工海底山脈のイメージ

人工海底山脈(ブロックの投入)