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技術概要
アッシュクリートTypeⅡは、海洋や海岸で使用するブロックを対象に開発されたアッシュクリート技術をベースに、陸上で適用するために開発したものです。バッチングプラントで練り混ぜた材料を施工現場に運搬・敷き均した後に、現位置で超流体工法による締固めを行います。

現場荷降ろし

敷き均し

現位置での流体化
特長
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石炭灰を大量にリサイクルすることができ、1日250m3程度の大量施工をすることが可能です。
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土壌環境基準値をクリアした安全な材料で、維持管理を必要とせず、長期的に安定した強固な人工地盤や路盤を造成することができます。
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建材試験センターから環境主張建設資材の適合証明(省資源型1級、環境保全型1級)に認定されています。

使用材料と基本配合例(材齢28日圧縮強度5~8 N/mm2)
適用事例
アッシュクリートTypeⅡは人工盛土、路盤、ブロック背面埋込み用の材料を中心として、約91万m3(石炭灰使用量約117万t)の採用実績(2021年3月末)があります。

宅地造成盛土

軟弱法地補強

護岸ブロック背面裏込め