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技術概要
吹付けコンクリートは圧縮空気でコンクリートを吹き飛ばして壁面に付着させる仕組みであるため、吐出量を増量しすぎると付着せずに落下するコンクリート(リバウンド)が増えてしまうという問題点があります。
本工法では、「大容量吐出」と「大幅なリバウンド低減」の両立を実現し、従来工法と比較して「時間あたり2倍の施工量」を達成しました。これにより吹付け作業が従来の約半分の時間で行えます。
現在、当社の標準工法として展開されています。
特長
従来の吹付けシステムに対し、以下の4つの点を改良しています。
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流動性が高く圧送性能に優れたコンクリート配合の採用
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大容量高性能ポンプの採用
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配管の高耐圧化
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液体急結剤の採用
従来工法では、吐出量12m3/h程度でリバウンドは30%程度発生していました。本工法では、吐出量20m3/hで、リバウンドは10%以下となる実績が得られています。

大容量・高性能吹付けコンクリートシステムの概要

施工状況(全景)

施工状況(近景)