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技術概要
本工法は主にハーフPCa鉄筋コンクリート造梁への適用を想定し、梁上部のコンクリート強度を梁下部よりも低くし、下部コンクリートを打設した後、梁上部とスラブのコンクリートを一体に打設し、梁上下部で強度の異なるコンクリートを打ち分けた鉄筋コンクリート造梁を構築する工法です。
※VERJON工法は安藤ハザマ他8社の共同開発による技術です。
特長
本工法は、従来工法で必要としたスラブ位置での鉛直打継部がなくなり、スラブの一体性・連続性が保たれ、 品質や施工性が向上します。 また、一体性確保のためのスラブ部分での高強度コンクリートが不用で、 スラブ表面のひび割れ懸念も抑えることができ、CO2発生の大きいセメント量を軽減でき、品質向上、経済性、施工性に加えて環境面にも優れた工法です。

本工法と従来工法の比較