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技術概要(マルチスケール模型による音響評価)
解析対象に応じたスケールの模型を作成することでリーズナブルな部材音響性能評価、室内音響解析を実現します。設計・材料開発の初期段階にクリティカルな問題を明らかにし、より高品質な音環境の構築を支援します。
ソリューションの例
1/5スケール残響室を用いた部材音響性能評価システム
音響部材の吸音・拡散性能を1/5スケールの実験室で評価することにより省コストで設計仕様の妥当性を検討します。国内有数の拡散性能の評価を行える機関であり、コンサートホールの品質を左右する内装デザインの妥当性を簡易に検討可能です。

1/5スケール模型残響室による拡散性能評価システム
1/10ならびに1/20スケール模型による室内音響評価システム
窒素置換および小型スピーカを用いて小空間内で現実の大空間(コンサートホールやリハーサル室など)の音響特性を高精度に再現します。コストに応じたスケールの模型を作成し、音波到来方向の可視化や実際に音を聴きながら内装デザインの検討が可能です。

1/20スケール模型によるコンサートホールの音響調査
適用事例
模型実験システムを用いたリハーサル室の音響解析



壁拡散体ならびに天井拡散体の部材音響性能評価


1/10スケール模型によるリハーサル室内音響解析
(左:測定風景 右:残響時間の測定値)